天河から戻りました。「虹色のドラゴン」と500人の祈り

天河から帰ってきました。

まだ、体の中に何かが残っている感じがします。

今日は少し長くなりますが、
この体験を残しておきたくて書きます。


虹の戦士とは|先住民族が伝える地球とのつながり

先住民に伝わる「虹の戦士」の言い伝えがあります。

人間の強欲によって川が汚れ、森が失われ、
地球が生存の危機を迎えたとき——

民族や宗教、国籍の違いを超えて人々が立ち上がる、という予言です。

虹の戦士は武器で戦いません。

愛と勇気、知恵と行動で、世界の調和を取り戻そうとします。


コギ族の精神的指導者(マモ)は、こう言いました。

「地球の体は人間と同じだ。

一本の血管を切り取れば、体全体の血流が止まり、

やがてすべてが死に絶える。」


多くの先住民は、自然を「資源」ではなく「家族」として捉えてきました。

岩にも、川にも、木々にも、スピリットが宿る。

その声に耳を傾けながら生きてきた人たちです。

だから、自然を傷つけることは、
自分自身を傷つけることと同じ意味を持つのです。


七世代先の子どもたちへ受け継ぐ地球

北米のイロコイ連邦(正式名称:ホーデノショウニー・コンフェデラシー)は、北アメリカのニューヨーク州北部からカナダ(オンタリオ州・ケベック州)にかけて暮らす先住民族(アメリカ・インディアン)の同盟体です。

そこには、こんな考え方があります。

「重要な決定を下すときは、

七世代先の子どもたちへの影響を考えなければならない。」

私たちは地球を受け継いだ所有者ではなく、

七世代先へと手渡していく「つなぎ役」。

この言葉は、今回の旅の中でも何度も思い出した、大切な教えの一つでした。


コギ族のマモは、20年以上前に世界へ警告を発して山へ戻りました。

しかし破壊はさらに進んだため、再び現れました。

今度は警告ではなく、もっと根本的なことを伝えようとしました。

「世界は、バラバラな部品の集合体ではない。」


コギ族が伝える「アルナ」という世界

コギの言葉で「アルナ」とは、

物質世界が生まれる前の、宇宙の根源的な次元のこと。

あらゆる存在はまず「アルナ」の中で生まれ、

その後に物質として姿を現します。

目に見える世界は、

目に見えない深い関係性のネットワークから生まれている——

山も川も、生き物も、

すべてはそこで深く結びついています。


マモは約400キロにわたる聖地を

「金色の糸」で繋ぐ巡礼を行いました。

これは、

地球という一つの生命体における「経絡」を

可視化する行為でした。


マモが伝えたかったのは、

新しい技術でも政策でもなく——

私たちの「認識」そのものを変えること。

森も川も海も人間も、

一つの巨大な「生命の網の目」として捉え直すこと。

その繋がりの中に自分も生かされていると思い出したとき、

初めて、自然と調和した未来への道が開かれる。


JAPANコンバージェンス2026|天河大辨財天社で迎えた夏至

2025年2月、

グアテマラの古代マヤ遺跡ティカルに、

世界の長老たちが集いました。

(ティカル・コンバージェンス)

そして2026年6月21日——

夏至の日。

奈良・天河大辨財天社と橿原で

「JAPANコンバージェンス2026」

が開催されました。

テーマは

「26000年の宇宙サイクルの新たな夜明け」
そしてその象徴は
虹色のドラゴン


多くの先住民族の長老たちが地球への祈りをささげる中、

特にマプチェ族の祈りが、私の心を響かせ、震わせました。

マプチェ族の祈りと太鼓が呼び覚ました「命の響き」

マプチェ族の方たちが太鼓を叩き、

私たちも手を取り合い、

声を合わせて歌い、

大地を踏みしめる。

私も会場で、その一部となったとき、

言葉にならない感覚が込み上げてきました。

先住民族の方たちがドラミングをすること。

天と地に祈りを込めること。

それは——

大地の振動であり、私たちのハートビートであり、命を響かせることそのもの。

頭ではなく、体で感じました。

理屈じゃなかった。

「そうだ、これだ。」

ただ、そう思いました。


500人が一つになって響かせた「オーム」

翌日のシンポジウムでは、

各国の長老たちが、

一人ひとりの言葉、

彼らの暮らし、生き方、

そして

「地球で今、何が起きているのか」

を語ってくださいました。

ずっと思っていたのは——

私たちは、ひとつになって響かせることができる。

ひとつになった命の響きが、

地球を震わせる。

夏至の瞬間、

500人が手を取り合い、

「オーム」

を唱えました。

あの振動は、

体験した人にしか伝わらないと思います。

言葉にしようとすると、

どこかすり抜けていく。

そんな時間でした。


大地の響きについて、改めて考えたこと

この週末、世界各地で地震がありました。

地震は確かに怖いことです。

でも私は同時に、

夏至の日に私たちが行った

「大地を震わせる」という祈りを通して、

私個人としては、大地の響きについて改めて考えるきっかけになりました。

大地と人は切り離された存在ではなく、

どこか深いところで響き合っている。

先住民族の長老たちが伝えてきた教えを思い返しながら、

私たち一人ひとりが、

どんな命の響きを世界へ放って生きるのか。

それが未来につながっていくのではないか。

そんなことを静かに感じています。


秋から「古代命響(こだいめいきょう)」という講座を始めます

今回の体験が、

私の中でひとつ大きな確信になりました。

秋から

「古代命響(こだいめいきょう)」

という講座を開催しようと思っています。

自分の命を響かせることを、

思い出す場。

世の中にある多くの講座は、

すでに気づいている人、

自分で命を響かせられる人が対象のことが多い。

私が向き合いたいのは——

それすらできなくなってしまった人たちです。

毒親のもとで育った人。

自分を押し殺してきた人。

いつも自分を二番目にしてきた人。

我慢し続けてきた人。

他の人は癒やせるけれど、

自分は癒やせない。

そういう人たちが、

地球を癒やし、

自分自身をも癒やしていける。

そして、

自分自身の命を響かせる。

そんなプログラムを作っていきたいと思っています。

今まで習ったすべてのこと。

今学んでいる古神道のこと。

それらすべてが、

命を響かせるために学んできたことだったのだと、

マプチェ族の太鼓の前に立ったとき、

その確信がより深まりました。


秋からの講座の詳細は、

追ってお知らせします。

まずは、

天河で受け取ったものを、

もう少し静かに、自分の中で育てていこうと思います。
命は、人と比べるものではなく、
一人ひとりが本来の響きを思い出すもの。

その響きは、自分だけではなく、
やがて誰かの命にも響いていく。

今回の天河での体験は、そのことを改めて教えてくれました。


月よみ師 いき (古代命響 主宰 秋から開講予定

 

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