眠れない。。。その原因は乗り越えたと思った過去に

不眠に悩んでいる方はいらっしゃいませんか?
もしも 決まった時間に目が覚めてしまうのであったら、それは加齢や更年期 体調だけではなく
乗り越えたと思っていた過去の出来事がまた消化しきれていないせいかもしれません

今回のお客様もその一人。

セイクリッドアクティベーション・メディカルをこれまでにも何度か受けてくださっていましたが、大きな変化は見られず、最後に受けたときから時間が空いていました。

ところが前回のセッションから6週間後、突然「動かなかった首が突然スムーズに動くようになった」
先生が言っていた2~6週間後に効果が表れ始めるというのは本当だった!とのことで、再びセッションをご希望されました。

今回フォーカスしたのは、朝の「決まった時間に目が覚めてしまう」こと。
その時間帯(午前3時〜5時)は、東洋医学では「肺」と関係しており、感情では“悲しみ”が関連している時間とされています。

話を深めていくうちに、由美子さんの中にある“納得していないまま流してきた出来事”が浮上しました。
理性では「仕方がない」「もう終わったこと」と処理してきたつもりでも、身体と魂はその悲しみや悔しさを抱えたままだったのです。

彼女の肺と話をしてみたところ、「本当は悔しかったのに、それを感じきる前に先に進んでしまった」
悲しい思いはまだ消化されていない。
この気持ちに気づいてほしい
そういったものが、理性が沈む夜。
寝ている間に浮上してきて、彼女を目覚めさせていたのです。

そのことをお伝えしたとき、まだクライアント様は半信半疑のようでしたが、
それでも、思い当たることがあったようで
彼女の中で初めて感情と身体がリンクし始めたように感じました。

理性的で優秀な彼女は、感情に長くとどまることを“弱さ”と捉えがちでしたが、
実際の身体。そして潜在意識は正直で、悲しみがしっかりと肺に残っていたのです。

エネルギースキャンを行ったところ、右肺が萎縮し、呼吸が左側に偏っていることも判明。
実際、春先に風邪からひどい呼吸困難に陥るほどの苦しさを味わい、「深く呼吸するのがつらかった」と語ってくれました。
悲しみと身体のつながりが、まさに症状として現れていたのです。

今回は「肺の悲しみを癒す」「執着を手放す」「呼吸機能を回復する」などのエネルギーワークを中心に実施しました。
セッション後、すぐに「肺が楽になった」と変化を自覚するのは難しいとのことでしたが、「背中がびっくりするほど軽くなった」と明るい表情に。

これは、肺が縮こまる → 肋骨が開かない → 背中が緊張する → 睡眠にも影響する、という身体の連動をリリースした結果だと考えられます。

彼女が抱えていたのは、「感じるよりも、前に進まなければならない」という“理性の鎧”でした。
ですが、その内側にあった悲しい気持ちと向き合うことで、ようやく深い解放が始まったのです。

大事なことは、過去の出来事が「自分にとってひどく悲しくてつらいことだった」と認めてあげること。
この気づきが大きな一歩となります。

これからも彼女が本来の呼吸とリズムを取り戻し、新しいステージへ進んでいけるよう、継続してサポートを続けていきます。